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ドリーム・サイケユニットLiving Ritaについて


amistで1月より始めた音楽ライブ。2回目となったのがLiving Ritaでした。Liveはもちろん大盛況で、当日お越し頂いたお客さま達の興奮を見ると今まで体験した事のない感覚が得られたのかもしれません。ここでは、そのLiveレポートについてというより、彼らのサウンドについて余りにも好きすぎるため自分なりに考察してみました。


彼らの事を知ったのは、2023年の夏頃。Spotifyのおススメで流れてきて、ビックリして全部聴いて、その日のうちに直接連絡しちゃいました。邦楽では大和那南チャン以来の衝撃だったかもしれないですね。自分が探して見つけるのと、探してない時に急に入ってくる感じで衝撃度数は異なるけれど、正直殴られたくらいの衝撃でした。


聞くところによるとリリースはレコードのみという事で、CDのリリース予定は無いそう。

「ん~、という事は店では流せないのか…」とか

「まあ、パソコンに取り込めば店でも流せるか…」とかそんな事を考えながら、レコードの取り扱いをお願いしました。


その後youtubeでのLive映像やMV見て更にひっくり返りまして、この音楽にこのビジュアル付き!? 


ちょっと待ってくれ、そのクオリティでこの再生回数なのか!!?? っていう事も含めて、このレコードは間違いなくプレミア化します! なんて、偉そうな熱い気持ちをマネージャーさんに言ってしまって…。




のちに彼らはCzecho No Republicという本バンドがあり、そちらがかなり人気バンドであった事を知るのでした…。 


でもそこで疑問に思ったのが、Spotifyの再生回数や、Youtubeでの再生回数なんですよね。


なんでこんなに少ない????? って思えば思うほど謎で、おそらくこの再生数の少なさが彼らを新人だと勘違いしてしまった原因だと思う。


この音は広めなきゃならない…とよくわからない使命感が生まれ… 考えれば考えるほど好きになる。


今思えば、この思考になっていた時点で彼らのサウンドに巻き込まれていたような気がする。



クオリティと再生回数にギャップがありすぎる

ちなみに彼らのサウンドというのは大枠ではドリームポップにカテゴライズされると思うんですね。


 

 ドリーム・ポップ (Dream pop) とは1980年代から発展したロックのサブジャンルのひとつ。元来はめまいを誘うような浮遊感のある音世界が特徴で、エコーリバーブディレイ・エフェクトなどを駆使して演奏される。


 


エフェクトやエコーをかけキラキラしてて、浮遊感を生んでいて、まるで夢を見ているかの様な音楽スタイル。


The Jesus & Marry ChainやMy Bloody Valentine,Slowdiveなど1980年後半くらいの轟音ギターの中に煌めきのある音作り(シューゲイザー)をしていた数々のバンド、そのフォロワーが2010年付近に色々出現してきて、それらをひっくるめてドリームポップと言われていた気がしますね。自分の感覚では。







The Pains Of Being Pure At Heart, Ringo Deathstarrをはじめ、日本だとFor Tracy Hyde,Wallflower,Belinda May… ドリームポップというとこのあたりのイメージがついていて自分も大好物なんだけども、Living Ritaはそことはちょっと違う。

(*自分も当時はそこまで追ってなかったので、何となくの感覚で言っていますので大目に見てください。)


彼らのサウンドはドリームポップさもあるにはあるけれども、もっとゆらゆらしていて、自分が夢の中にいて、ゆらゆらふわふわ回っているかのような中毒性がある。自分の解釈でのドリームポップにサイケデリック感がミックスされているんです。絶対的耽美感は、これまで挙げたドリームポップ・バンドの雰囲気も感じるけれども、どちらかと言うとCocteau TwinsやMercury Revのようないそうでいないアプローチ。





近いセンスを持っているのが、現在LAを拠点に活動するKat & AndiによるBubble Tea and Cigarettes。当店でも入荷しましたが、現在は品切れ中。店内でもイベントでもよく流していました。


Living Ritaを始めて聴いた時に連想したのは、Cocteau Twins+Bubble Tea and Cigarettesでしたね。

なんでもBubble Tea and Cigarettesのメンバーとは交流があるそうで、やっぱり!という感じです。


とまあ、店内のLiveのレポートでも何でもなく、それだけLiving Ritaが好きになってしまったという話でした。


3/3のLive前には、ケーブル忘れた問題があり色々バタバタしたところもあったけど、素晴らしいパフォーマンスだったし、凄いものを観れたと思います。


片づけている時に、自分たちの対バン誰がいいと思いますか?という質問があって、もちろん色々思い浮かべたけどあまり言えなかったんですよね。もちろん自分の思い浮かべたバンドたくさんいます。


でもおそらくLiving Ritaの音楽ってスケールが海外仕様過ぎて国内では対バン側を飲み込んでしまう可能性すらありそう。そのぐらい凄いと思います。


本バンドのキャリアもあるし、Living Ritaとしてもっと曲を出していけば間違いないですね。

ビジュアルは既に完成されていますし、海外のフェスからもきっと声がかかるはず。


今後の活動にも期待です!







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